十二支
じゅうにし

2024/10/20(日)

あらすじ

むかし、むかし、遠い昔の十二月の大晦日、神さまは動物たちに言いました。

「明日の元旦、私の所に挨拶に来なさい。来たもの順に、十二匹に一年をあげよ

う。」

ネコは、神さまの所に行く日を聞き逃したので、ネズミに聞きました。ところが、

ネズミは二日だと答えました。

大晦日、ウシは、歩くのが鈍いので出発しました。それを見たネズミはウシの背

中に飛び乗りました。

元旦朝早く、ウシは神さまの住む宮殿に着きました。

門が開くや否や、ネズミはウシの背中から飛び降りると、真っ先に神さまの所へ走りました。

「ネズミや。お前が一番じゃ。一年目をあげよう。」

「ウシや。お前は二番じゃ。二年目をあげよう。」

「トラや。お前は三番じゃ。三年目をあげよう。」

「ウサギや。お前は四番じゃ。四年目をあげよう。」

「タツや。お前は五番じゃ。五年目をあげよう。」

「ヘビや。お前は六番じゃ。六年目をあげよう。」

「ウマや。お前は七番じゃ。七年目をあげよう。」

「ヒツジや。お前は八番じゃ。八年目をあげよう。」

「サルや。お前は九番じゃ。九年目をあげよう。」

「ニワトリや。お前は十番じゃ。十年目をあげよう。」

「イヌや。お前は十一番じゃ。十一年目をあげよう。」

「イノシシや。お前は十二番じゃ。十二年目をあげよう。」

次の日、ネコは神さまの所へ行きました。でも、もう後の祭りです。ネズミに騙されたと気づ

きました。かんかんです。それ以来というもの、ネコはネズミを見ると狂ったように追いかけま

す。


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