あらすじ
むかしむかし、あるおじいさんが山から帰る途中、小さな蛇が木の股に挟まって苦しんでいるのを見つけました。
「大丈夫かい?今助けてあげるからね。」おじいさんは、優しく蛇を籠に入れて家に持ち帰りました。
数ヵ月後、蛇はすっかり大きくなり、もはや家の中には飼えなくなりました。おじいさんはおばあさんに言いました。
「もうこの小さい家では蛇を飼ってあげられないね。どうしたらいいかね?」
次の日、蛇は金の玉を残してどこかに消えてしまいました。
「この金の玉は何だろうね?」とおばあさんは言いました。
すると、不思議なことに、金の玉をこするとお金が出てきました!
「これでおいしいものが食べられるね!」とおじいさんも大喜びです。
その後、おじいさん、おばあさん、犬、猫は皆で幸せに暮らしましたが、ある日、うわさを聞いた泥棒が金の玉を盗んでしまいました。
「あれは、蛇の形見だったのに……」とおじいさんはがっかりしました。
これを聞いた犬と猫は、「金の玉を取り戻しに行こう!」と決心しました。かすかな匂いを追って川まで来ると、犬が猫に言いました。
「川向こうのあの家があやしいな。」
犬は猫を背中に乗せて、川を泳いで渡りました。その家に着くと、猫はネズミを呼び寄せて言いました。
「金の玉を見つけて持ってこないと、食べてしまうぞ!」
ネズミたちは怖がって必死に家の中を探しました。そして、ついに金の玉を見つけました。
犬は猫を背中に乗せて川を泳いで帰りますが、途中で大きな魚が飛び跳ねてきました。猫は驚いて、口にくわえていた金の玉を川に落としてしまいました。
「なんてことだ!」と犬が叫びました。犬と猫はがっかりしながら川岸を歩いていると、漁師が網を引いているのを見つけました。
「猫、あの魚を見て!」猫は素早く網にかかった大きな魚を口にくわえ、おじいさんの家に戻りました。犬も急いで後を追いました。
「生きていたか。突然いなくなったからとても心配したよ。」とおじいさん。
「金の玉を見つけたけど、川で落としてしまったの」と猫は言いました。
「気にしなくていいよ。無事に戻ってきたんだから、良かった!」とおじいさんは優しく言いました。
猫は得た魚を土間に置きました。「この魚、川でつかまえました。夕飯に食べてください!」
「おいしそうだね!直ぐに切ってみましょう!」とおばあさんは言いました。
包丁で魚のお腹を切ってみると、なんと金の玉が出てきました!
おじいさん、おばあさん、犬、猫はまた幸せに暮らしました。めでたし、めでたし。

















































