山の背比べ
やまのせくらべ

2024/10/20(日)

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あらすじ

むかしむかし、富士山は八ヶ岳よりも低かったのです。ある日、富士山の神様(浅間さま)と八ヶ岳の神様(権現さま)が、「どちらが高い山かを決めよう」と言い始めました。

「どうやって決めるの?」と浅間さまが尋ねました。

「阿弥陀様にお願いして、決めてもらおう」と権現さまが提案しました。

それで、二人は阿弥陀様にお願いすることにしました。阿弥陀様は「そうか、君たちの高さを比べるために面白い方法がある」と言いました。

そして、阿弥陀様は八ヶ岳の一番高いところから富士山の一番高いところに雨どいを渡しました。「これで水を流してみよう」と阿弥陀様が言いました。

水が流れ始めると、富士山の方に水が集まっていきました。その様子を見た阿弥陀様は、「これで決まりだ。富士山の負けだ」と言いました。

しかし、浅間さまはとても自分に誇りを持っていたので、「私はあんなの認めない!」と叫びました。「これで決まるわけがない!」

そこで、浅間さまは八ヶ岳の頂きを大きな棒で叩きました。「えいっ!」と一撃を加えると、八ヶ岳の頭は八つに割れてしまいました。

「やった!これで八ヶ岳には八つの頂きができたのだ!」と浅間さまは満足そうに言いました。

そして、八ヶ岳の神様は苦笑いしながら、「そうか、これでいいんだな」と言ったのでした。

こうして八ヶ岳には八つの頂きができた理由があるのです。おしまい。


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