あらすじ
むかし、むかし、ある雨の晩、おじいさんとおばあさんが囲炉裏を囲んで座っていました。
「おじいさん、今晩は静かですね。もし熊が出てきたらどうしましょうか?」とおばあさんが言いました。
「心配いらないよ。熊は火が怖いから、ここには入ってこないさ。それより、アマンモリが怖いよ。」とおじいさんは答えました。
実は、この話を外で聞いていた熊がいました。「アマンモリって、そんなに怖いものなのか。どうしよう、捕まったら大変だ。」と熊は心配して、静かにその場を離れました。
さて、アマンモリとは何のことか?それは、アマモリという名前の恐ろしい生き物のことです。熊が森の方を歩いていると、何かが近づいてきました。
「きっとアマンモリだ!」と思った熊は、急いで馬屋に隠れました。すると、泥棒が馬を盗もうとやってきました。そして、泥棒は熊を馬だと思って飛び乗りました。
「うわっ、何だ?アマンモリが乗った!」と驚いた熊は、泥棒を乗せたまま走り出しました。熊は一生懸命、アマンモリを振り落とそうとしました。
「いい子に、いい子に!」と泥棒は熊にしがみつきながら言いましたが、熊はついにアマンモリを振り落としました。泥棒は穴の中に落ちてしまいました。
「やれやれ、やっとアマンモリから逃れられた。助かったよ!」と熊が安心すると、しっぽの長い猿がその様子を見ていました。
「熊さん、一体どうしたの?」と猿が尋ねました。
「アマンモリに捕まって、必死に逃げたんだ。そいつを穴に投げ落としたんだ。」と熊は説明しました。
「アマンモリって、どんな生き物なの?初めて聞く名前だ」と猿は言いました。
「知らないのかい?それはすごく恐ろしいものだよ。おじいさんとおばあさんが、熊よりも怖いって言っていたから、食べられると思ったんだ。」と熊は答えました。
「でも熊さん、アマンモリってどんな形をしているの?」と猿が聞きました。
「手と足が二本あって立って歩くんだ。」と熊が言うと、猿は思わず言いました。「それは人間だよ、きっと!」
猿は興味津々で、「穴を調べてみるよ!」と言って、穴を覗き込みました。すると、何か動いているものを見つけました。
「誰かそこにいるのかい?助けてあげるから、僕のしっぽにつかまって!」と猿は叫びました。
泥棒は猿のしっぽを掴むと、穴から出ようとしましたが、その時、しっぽがプツンと切れてしまいました。
「痛い!アマンモリだ!しっぽを食べられた。逃げろ!危ない!」と泥棒は叫びました。
それ以来、猿のしっぽは短くなったそうです。おしまい。

















































