あらすじ
むかしむかし、日本の王さまの仁王の元に、中国の王さま我王から手紙が届きました。
「拝啓、仁王さま
私は我王です。中国で一番強い男です。今度、私と競い、どちらが真に強いか日本で決めましょう。」
仁王はその手紙を読んで考えました。「我王と競うのか…。面白いが、どんな贈り物をすればいいのだろう?」
そこで、仁王は家臣に相談しました。「何か良い贈り物はないだろうか?」
家臣の一人が提案しました。「鉄玉はいかがでしょうか?」
「それがいい!」と仁王は賛成しました。全員で合意し、仁王は巨大な鉄棒を取りました。そして、その鉄棒を千切ってこぶし大の鉄玉をいくつか作り、鉄桶に入れました。
やがて、我王が仁王の王宮にやって来ました。「仁王さま、こんにちは!」と我王が挨拶すると、仁王は鉄桶を持って近づきました。
「これが私の贈り物です。鉄玉です!」仁王が言いました。
我王は鉄玉を手に取り、まるで普通の団子のようにむしゃむしゃ食べ始めました。「うまい!これは最高の味だ!」と大声で笑いました。
仁王も笑いながら言いました。「さすが我王、食欲も強いですね!」
こうして、二人は互いに友情を築きました。彼らは死ぬまで友好関係を結び、今でも寺院の門のところに立っています。仁王は鉄棒を持ち、我王は鉄玉を咥えています。

















































