あらすじ
むかしむかし、あるところに母と息子が住んでいました。息子は十五歳になった時、「お母さん、今の私があるのはお母さんのおかげです。本当にお母さんを助けて働きたいと思っています!」と言いました。
ある日、息子はお母さんが作ってくれたお弁当を持って山に薪を取りに行きました。「お弁当を大きな石の上に置いて、薪を集めよう」と思いながら薪を集めていると、見知らぬおじいさんが現れました。「お弁当を食べてもいいかな?」と尋ねるおじいさん。息子は優しく言いました。「おじいさん、遠慮しないで食べてください。」
おじいさんはお礼を言い、全ての弁当を食べてしまいました。次の日、息子はお弁当を二つ持って行くと、おじいさんはまた現れました。「お前さん、本当にありがとう。実は、私はこの山の神様なのだ。」息子は驚いて、「神様?何か教えてくれませんか?」と尋ねました。
おじいさんは言いました。「西に出雲という神社がある。道中で人にお願いされることがあるだろう。その願いを神様に伝えてきてくれ。」そう言うと、おじいさんは消えてしまいました。息子は母親に話し、旅の準備をしました。長者さんからお金を借りると、出雲に向かうことにしました。
旅の途中、小さな宿屋の主人に出会いました。「神社にお参りに行くが、お願いがあるか?」と聞かれると、息子は「実は、松の木が枯れ始めていて、お願いを神様に頼んでほしい。」と答えました。
その後、渡れない川に出くわし、「ここはどう渡るのだろう?」と困っていると、天使が現れました。「私の肩に乗りなさい。」と言われ、息子は天使の背に乗り、無事に川を渡りました。神社に着くと、あのおじいさん、山の神様が立っていました。
「道中で、人の願い事を頼まれなかったか?」と神様が尋ねると、息子はみんなの願いを伝えました。「それは簡単なことだ」と神様が答え、それぞれの解決策を教えてくれました。
帰り道、息子は再び天使に出会いました。「お願いはしてくれたの?」と尋ねると、「もちろん!」と天使が答えました。天使は首飾りを彼に渡し、天国への帰り方を教えてくれました。
息子は宿屋に戻り、枯れた木の根を掘ると金の入った壷が出てきました。「二つの壷が出た!一つを返すぞ。」息子は長者さんの家に行き、願いを叶えてもらうよう伝えました。
長者さんは村の若者を集め、彼の娘に盃を渡すようにしました。「これは神様からの指示です!」若者が盃を受け取ると、娘の顔色がすぐに良くなり、幸せに踊り始めました。
こうして息子は母親を助け、幸せな結末を迎えました。「おじいさん、神様、本当にありがとうございました!」と彼は心から感謝を述べました。

















































