あらすじ
むかし、田舎のお寺で修行をしていた若い小坊主がいました。ある日、葬式の手伝いをした小坊主は、お礼に小銭をもらいました。「うわぁ、初めてお金をもらった!どうしよう?」と、彼は嬉しさのあまりそれを遊び道具にしてしまいました。彼は小銭を高く投げ上げて、頭で受け止める遊びをしていました。
次第に小銭を集めるのが楽しくなり、小坊主は小銭に真ん中に四角い穴を開けて、ひもでつなげてお寺の柱にかけることにしました。「これでお金が無くならないかな」と小坊主は考えました。ですが、ある晩、大きな蛙が小銭を埋めた場所の真上に座っているのを見つけました。小坊主は不安になり、「あの蛙はもしかしてお金が変身しちゃったのかな…」と心配しました。しかし、埋めた小銭は無事でした。
安心した小坊主は、小銭を守るために、亀の中に入れて地面に埋めて安全な場所を作りました。「変な人がお前を見たら、蛙になって逃げるんだよ」と毎晩小さな声で亀に語りかけました。
ある日、お坊さんが小坊主の様子に気づき、「あれ、何をしているんだい?」と近づいてきました。小坊主は驚いて言いました。「お坊さん、これは特別なお金なんです!」 しかし、お坊さんは蛙を捕まえて、あろうことか小銭の代わりに亀に入れてしまいました。
次の日、小坊主が鐘をついた後、亀を開けて中を確認すると、驚いた表情で叫びました。「ねえ、僕だよ!蛙にならなくていいんだよ!」 でも、蛙は逃げてしまいました。
「戻っておいで!そんなに怖がらなくていいんだよ!」と小坊主は泣きながら叫びました。その様子を見ていたお坊さんは、ついに笑うことを我慢できずに、「ごめん、でも次からはちゃんと見張っておくんだぞ。」と言いました。
こうして、小坊主は大切な宝物を守る方法を学び、決意を新たにしました。「これからはもっと注意して守るぞ!」と心に誓ったのでした。

















































