吉四六
きち四六

2024/10/19(土)

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あらすじ

むかしむかし、ある貧しい男がゴツゴツした荒れ地をほとんどタダで手に入れましたが、その土地はあまり役に立つ場所ではありませんでした。彼は何とかこの土地を使えるようにしたいと考えていました。

ある日、男は畑に看板を立てました。その内容は「私はこの世に飽きたので、明日、畑で梯子を登って天に行く。」というものでした。次の日、その噂は広まり、たくさんの人々が男の畑に集まり、彼が空に登るのを今か今かと待っていました。畑には人が溢れ、男もその真ん中にいました。彼はみんなに挨拶し、さっそく梯子に登り始めました。

登るにつれて男の姿はどんどん小さくなっていきましたが、突然誰かが叫びました。「危ない!降りて来い!」その声を聞いた男は登るのをやめて、梯子を降り始めました。地面に降り立った彼は、こう言いました。「助けてくれてありがとう。実はすごく怖かった。天に昇るのは無理だ。」

そう言うと、男は家に帰って行きました。村人たちは「騙された」と思いましたが、もうどうしようもありませんでした。その結果、ゴツゴツした荒地は村人たちによって踏み固められ、立派な平らな土地になりました。めでたし。


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