そうりょうのじんろく

総領の甚六


長男は甘やかされて育つので、弟たちよりぼんやりしていて世間知らずだということ。「総領」は家を相続する長男。「甚六」はろくでなしを人名風に言ったもの。


創業は易く守成は難し糟糠の妻は堂より下さず総領の十五は貧乏の世盛り総領の甚六即時一杯の酒袖の下に回る子は打たれぬ備えあれば患い無し添わぬうちが花損して得取れ損して恥掻く損せぬ人に儲けなし損と元値で蔵を建て滄海の一粟喪家の狗そうは問屋が卸さない草履に灸巣林一枝倉廩実ちて礼節を知る葬礼帰りの医者話束脩俎上の魚謗れば影差す粗相が御意に叶う率土の浜そっと申せばぎゃっと申す袖すり合うも他生の縁
袖すり合うも他生の縁 | andmorefine
袖触れ合うも他生の縁備えあれば憂いなし
備えあれば憂いなし | andmorefine
その子を知らざればその友を視よそもそもから着きにけりまでゾウにまたがり、バッタを捕るそれ禍と福、何ぞ糾える縄に異ならんその人のパンを私は食べ、その人の歌を私は歌う喪狗袖振り合うも多生の縁