おじが甥の草を刈る
おじがおいのくさをかる

意味

2024/10/5(土)

目上の者が目下の者のために奔走させられるということ。不自然なこと、ものごとの順序が逆なことのたとえ。

あらすじ

おじが甥の草を刈る

昔々、ある小さな村におじいさんとその甥っ子のタロウが住んでいました。おじいさんはとても勤勉で、毎日農作業に励んでいました。一方、タロウは遊びに夢中で、草むしりさえも面倒だと思っていました。そんなある日、おじいさんが言いました。「タロウ、君はあの畑の草を刈っておいたほうがいいよ。」

タロウはおじいさんの言葉を聞き流し、「そうだね」と言ってすぐに遊びに行きました。おじいさんは少し困った顔をしながらも、自ら畑に向かうことにしました。「これが私の役目だ、仕方ない」と草を刈り始めると、ふと「なんで私がおじなのに、甥に草を刈らせなくてはいけないんだ?」と考えてしまいました。

それから数日が経ち、村の祭りが近づいてきました。おじいさんは「このままでは、祭りの準備ができない」と思い、タロウに強く頼んでみました。「タロウ、お願いだから草を刈ってくれないか?」すると、タロウは「おじ、祭りの準備はそれからにしてもいいんじゃない?」と軽く流しました。おじいさんは、心の中で「いや、そうではない」と思いつつ、結局また草を刈り続けました。

最後に、おじいさんは草を刈り終え、祭りの準備を無事に終えることができました。しかし、心のどこかで「おじが甥の草を刈る」の意味を実感していました。村の人たちが楽しむ祭りの中、タロウは他の子供たちと楽しそうに遊んでいました。その姿を見たおじいさんは、仕方ないと笑いながら、少しずつタロウに教えていくことに決めたのでした。結局、教えることが一番の仕事なんだなとおじいさんは思ったのです。


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