あらすじ
陸に上がった河童
ある日のこと、河のほとりに住む河童のカッピーは、友達と一緒に水遊びを楽しんでいました。カッピーは水中ではとても器用で、泳ぐのが得意でした。しかし、あるとき好奇心に駆られ、陸に上がってみることにしました。
「陸には何があるんだろう?」とカッピーは思いながら、ゆっくりと河から這い上がりました。最初は、自分の存在が新鮮で楽しいと感じていましたが、すぐに現実に直面しました。陸では思うように動けず、しばらくすると息切れし、カッピーはその場に座り込んでしまいました。
「こんなに無力だなんて!」とカッピーは嘆きました。横では、同じように好奇心満載の友達、カナが歓声を上げながら、陸を駆け回っていました。「カッピー、こっちに来て!こっちは楽しいよ!」カナの声が響きましたが、カッピーは足をもがく仕草をして、どうすることもできませんでした。
結局、カッピーは自分の居場所である水の中に戻ることにしました。水に入った瞬間、彼の力は蘇り、自由に泳ぎ回ることができました。水の中での自分を取り戻したカッピーは、いままで以上に友達と楽しむことができました。この出来事から、カッピーは「自分に合った場所で活躍することの大切さ」を学び、今後は陸に上がらないことを心に誓いました。















