あらすじ
虻蜂取らずの大冒険
ある小さな村に、いつもお腹を空かせた金色の虫、タロウが住んでいました。彼は、甘い蜜を求めて飛び回る蜜蜂と、ちょっと近寄りがたい虻を見つけると、どちらも捕まえて一緒に食べれば幸せだと思い立ちました。そんなある日、タロウは村の外れにある美しい花畑を見つけ、心の中が弾みました。
「今日はたくさんのおいしい蜜があるに違いない!」とタロウは花畑に飛び込むと、次々と花々を巡って蜜蜂を探し始めました。しかし、同時に虻も見つけて、「両方捕まえられたら、今日の晩ご飯はとびきりだ!」と欲を出してしまいます。ところが、虻と蜂はそれぞれ飛び回っており、タロウはどちらも手に入れるために焦ってしまいました。
一生懸命に虻と蜜蜂を追いかけるタロウ。しかし、あまりに焦ったせいで、二匹を同時に捕まえようとして、両方とも逃げられてしまいます。タロウは、気づいたときには空っぽの手を見つめるしかありません。「ああ、欲張ってしまった……。」彼は、そんな自分を反省しました。その瞬間、何か楽しいアイデアがひらめきます。
タロウは、村に戻り、今度は友達を集めることにしました。「みんなで協力して蜜蜂と虻を捕まえよう!」と呼びかけ、仲間たちは快く賛同します。みんなで力を合わせることで、タロウはこの日、蜜蜂と虻をどちらも無事に捕まえ、美味しい夕食を楽しむことができました。それ以来、タロウは「欲張らずに協力することの大切さ」を心に刻み、みんなと一緒に楽しい時間を過ごすことを大切にするようになりました。









