悪事身にかえる
あくじみにかえる

意味

2024/10/8(火)

悪事を犯すと、その報いが自分にかえってくるということ。

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あらすじ

悪事の報い

小さな村に、悪名高い泥棒のタケシが住んでいました。彼は夜ごとに人々の家に忍び込み、金銀財宝を盗むことで知られていました。村人たちは恐れおののき、彼の姿を見かけるたびに目をそらしました。だが、タケシはその悪事で一時の快楽を味わっていました。

ある晩、タケシは特に価値のある宝物を手に入れようと、村の富豪であるおじいさんの家に忍び込みました。おじいさんは、子供たちに伝えられた昔の話を肴に、酒を酌み交わしていました。その隣には、彼が大切にしている金色の魚が泳ぐ水槽がありました。タケシはそれを見て目を輝かせ、「あの魚を盗んで、一攫千金を狙うぞ!」と心の中で決意しました。

しかし、タケシが水槽に近づくと、突如として魚が光を放ち、彼の手に触れた瞬間、思いもよらないことが起こりました。彼の体が鉛のように重くなり、急におじいさんの言葉が耳に響きました。「悪事を重ねる者には、必ずその報いがある」 その言葉を聞くと同時に、タケシは片足が水槽に吸い込まれ、まるで魚のように泳ぎ始めてしまったのです。

村人たちは翌朝、タケシの姿を水槽で見つけました。その様子を見た子供たちは大笑いし、「今度は魚のようにおじいさんに守られていろ!」と冷やかしました。タケシは悪事の報いとして、永遠に金色の魚となり、彼が盗んだものの価値を教える役割を果たすことになりました。まさに「悪事身にかえる」とはこのことです。彼はその日から、誰にも見向きもされない、ただの金色の魚として生き続けることとなったのでした。


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