ぽつぽつ三年波八年
ぽつぽつさんねんなみはちねん

意味

2024/10/5(土)

日本画ではぽつぽつした苔が描けるようになるにも三年の修業が必要で、波だと八年もかかるということ。日本画の難しさを言ったことばだが、何事も一人前になるには長い年月が必要たというたとえとしても用いる。

あらすじ

ぽつぽつ職人と波の旅

昔々、ある小さな村に「ぽつぽつ」と呼ばれる若者が住んでいました。彼は日本画を学ぶために、都会からやってきた友人に影響され、画家を目指すことに決めました。しかし、ぽつぽつは絵の具を使うのも、筆を持つのも初めてで、一歩を踏み出すのが怖くて仕方がありませんでした。そのため、彼はまず小さな苔の絵を描くことから始めようと決意しました。「苔はぽつぽつだ、三年なんてすぐだろう」と自分に言い聞かせました。

初めのうちは、ぽつぽつは毎日絵を描くことに夢中になりました。最初の1年は、試行錯誤の日々で、絵はまるで子供が描いたような代物でした。しかし、彼は諦めずに続け、少しずつ技術が向上していきました。周りの人たちも、彼の努力を見て応援してくれました。3年後、ついにぽつぽつは苔の絵を完成させました。「これはもう一人前だ!」と村人たちが声を上げ、彼は嬉しさと達成感で胸がいっぱいになりました。

しかし、ぽつぽつの心にはまだ一つの目標が残っていました。それは「波の絵を描くこと」でした。彼はさらに上を目指し、「波」には「八年の修行が必要だ」と言われるのを知っていたので、その挑戦を選びました。彼は海に近い町に引っ越し、波の研究を始めました。大小様々な波を観察し、スケッチを重ねる日々。やがて、その情熱はぽつぽつを追い険しい旅に駆り立て、彼は絵の中に波の音を描くような感覚を得るまでになりました。

8年後、ぽつぽつはついに波の絵を描き上げました。その作品はまるで生きているかのように、波が寄せては返す様子を見事に表現していました。村に帰った彼は、初めての苔の絵を描いた時とは違い、力強い自信に満ち溢れていました。村人たちは大きな拍手で彼を迎え、「ぽつぽつ」の名前が「波職人」として新たに語り継がれることとなりました。ぽつぽつは、努力と時間が素晴らしい作品を生むことを証明し、村の人々に夢を持つ大切さを教える存在となったのでした。


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