禍も三年経てば用に立つ
わざわいもさんねんたてばようにたつ

意味

2024/10/5(土)

いまは災いと思えるものでも、時がたてば幸せの種になることもあるということ。また、とんでもないものでも、長く保存しておけば、いつかは役に立つものだというたとえ。

あらすじ

禍も三年経てば用に立つ

ある村に、キツネのタマタロウが住んでいました。彼はとても賢いキツネで、村人たちのお金を盗むことで有名でした。タマタロウの悪事は村人たちにとっては悩みの種でしたが、彼は心の中で少しでも村人たちの役に立てたらと思っていました。

ある日、タマタロウは村の祭りの日に、大金を盗もうとしました。しかし、運悪く村人たちに見つかってしまいます。彼は逃げることに成功しましたが、そのときに村の人々に向かって叫びました。「お前たち、私がいなくなった方がいいと思っているのかい?時間が経てば、私の存在も役に立つかもしれないぞ!」村人たちは呆れ顔で彼を追い払いました。

それから三年が経ちました。ある日、村に大干ばつが訪れ、作物が全て枯れてしまいました。村人たちはどうすることもできず、絶望していました。そのとき、タマタロウが戻ってきました。彼は以前の悪行を反省し、村人たちを助ける方法を考えていました。実は、彼の持っていた特別な金貨は、村の水源を復活させる魔法の力を持っていたのです。

タマタロウは自ら村人たちにその力を説明し、金貨を使って水をもたらしました。村人たちは驚き、そして感謝しました。「私たちはあなたを恨んでいたが、今ではあなたの存在がとてもありがたい」と村の長老が言いました。タマタロウは彼の悪行が三年を経て役に立ったことで、真正の幸せを感じるのでした。この出来事は村の人々の心にも残り、人生の教訓となりました。


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