喰まん喰まんの七椀
かまんかまんぬななまかい

意味

2024/10/5(土)

「食べない、食べない」と言いつつ食べてしまうこと

あらすじ

喰まん喰まんの七椀

むかしむかし、小さな村に食いしん坊の太郎が住んでいました。太郎は「今日は絶対に食べないぞ!」と決意して、毎朝ご飯を抜くことにしました。彼は周りの人たちに「今日は食べないよ」と何度も言い聞かせていましたが、実はお腹がペコペコでした。

ある日のこと、村で大きなお祭りが開かれることになりました。村人たちは自慢の料理を持ち寄り、色とりどりのごちそうがテーブルに並びます。太郎は、周りの賑やかな雰囲気に惹かれながらも、自分の決意を守ろうとしました。しかし、香ばしい匂いや美しい盛り付けの料理に目を奪われ、思わず舌を出してしまいます。

太郎は自分に言い聞かせました。「今日は絶対に食べない、食べない」と。しかし、料理を前にその決意は次第に薄れ、最後には「ああ、もう無理だ!」と大きな声をあげて、お皿を手に取りました。そして彼は一口、二口と料理を楽しみ、一気に七椀も平らげてしまいました。

お祭りが終わり、太郎の満足げな顔を見た村人たちは笑顔で言いました。「喰まん喰まんの七椀だね!」それに対し太郎は恥ずかしそうに笑いながらも、「まあ、今日は特別だからいいか」と満足のいく一日を思い返しつつ、次のお祭りを楽しみにしていました。


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