皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を切る
かわをきらせてにくをきりにくをきらせてほねをきる

意味

2024/10/5(土)

強敵に立ち向かう場合に自分も傷つくことを覚悟して、それ以上の重傷を相手に負わせるという意味。

あらすじ

皮を切らせて肉を切り肉を切らせて骨を切る

昔々、ある村にちょっとドジな猟師がいました。名はタロウ。彼は自分の腕前に自信を持っていたものの、いつも獲物に逃げられてばかりいました。ある日、村に大きな狼が現れ、村人たちは恐れおののいていました。タロウは、「このチャンスを逃すわけにはいかない!」と思い立ち、狼退治に出かけることにしました。

森に入ったタロウは、狼の足跡を見つけ、そっと追跡を開始しました。しかし、運悪く足元の石につまずいて転んでしまいました。その拍子に自分の手を少し切ってしまいました。「皮を切らせて、肉を切り、肉を切らせて、骨を切らん!」とタロウは大声で叫びました。彼自身が傷ついても、狼に負けるわけにはいかないと自らを奮い立たせたのです。

狼を見つけたタロウは、なるべく静かに近づきました。しかし、焦りからつい音を立ててしまい、狼は逃げようとしました。タロウは必死になって追いかけ、その途中でまたもや茨の中に突っ込んでしまい、肉を切ってしまいました。「だめだ、もっと気をつけないと!」と自分を叱りつつ、湖の近くで狼を捕まえるチャンスを伺いました。

ついに、タロウは狼を追い詰めることに成功しますが、まるでコメディのように、狼が一瞬で逃げたかと思うと、転倒した拍子に逆に湖に落ちてしまいました。「なんてこった、今日はついてない!でも、骨を切らせてやる!」と笑いながら、タロウは狼との戦いから学ぶことができました。結局、狼は姿を消しましたが、タロウは村に戻ると、彼の愚かな冒険談で村人たちを笑わせ、失敗もまた一つの経験とすることの大切さを知ったのでした。


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