草木も眠る丑三つ時
くさきもねむるうしみつどき

意味

2024/10/5(土)

人や動物だけでなく、草や木までも眠り込んでしまったのではないかと思われるほど静かな真夜中のこと。

あらすじ

草木も眠る丑三つ時

ある町の片隅に、古びた墓地があった。夜中になると、静寂に包まれたその場所では、草木も眠り込んでいるようだった。しかし、夜の帳が下りる頃、墓地の片隅から不気味な笑い声が響いてくることがあった。これは、死んだはずのエドワードという男の霊が毎晩集まる「幽霊カフェ」を開催していたからだ。

エドワードは生前、イタズラ好きで知られた男だった。死んでもその精神は失われず、夜な夜な近隣の霊たちを集めては、故人の中でも一番面白おかしくなることをライフワーク(?)としていた。彼の「幽霊カフェ」では、冷たいお茶や腐りかけたクッキーが振る舞われ、参加者は一緒に奇妙な思い出を語り合っていた。もちろん、肝試しに来た生きている人間が巻き込まれることもある。

ある時、好奇心旺盛な青年がその様子を見てしまった。「こんな面白いパーティーに参加したら、死んじゃうかも!」と笑って、自らも参加することを決めた。彼はひとり、闇の中に足を踏み入れた。パーティーの雰囲気は楽しげだったが、エドワードたちの笑い声は次第に不気味なものに変わり、青年は次第に恐怖を感じ始めた。

その後、青年は何を思ったのか、エドワードたちと一緒に笑いながら、自分の人生について語り始めた。ところが、エドワードは真面目な顔で言った。「お前の話は面白いが、お前もここで永遠に笑い続けることになるぞ。」青年は一瞬、恐れを忘れ、エドワードの冗談を受け流したが、その後のことは誰も知らない。丑三つ時の静けさの中、草木も眠る墓地で、またひとり新たなメンバーが加わったのだった。


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