苦しい時の神頼み
くるしいときのかみだのみ

意味

2024/10/8(火)

ふだんは信仰心を持たない者が、災難にあったときだけ神仏に祈って助けを求めること。

苦しい時の神頼みの画像

あらすじ

神様の電話

ある日、小さな村に住む少年、太郎は学校に遅刻しそうになっていました。まだ寝ぼけていた彼は、慌てて朝食をかき込むと、教科書をカバンに押し込み、外に飛び出しました。しかし、村の道を急いで行こうとすると、いきなり大きな犬に追いかけられてしまいました。「助けて!」と太郎は叫びましたが、誰も助けてくれません。その時、ふと思いついたのは「神様にお願いしよう!」ということでした。

太郎はポケットから古びたお守りを取り出し、神様に向かって大声で祈りました。「どうかこの犬から助けてください!」すると、不思議なことに、その瞬間、犬はその場で止まって目をまん丸くさせました。まるで機械が止まったかのように、犬は動かず、太郎はその隙にさっと逃げることができました。「これが神頼みの力か!」と少年は感動しました。

学校にたどり着いた太郎は、自分の体験を友達に話しました。「犬に追いかけられたんだけど、神様に助けをお願いしたら本当に助かったんだ!」友達はみんな驚き、ましたが、同時に反論しました。「それはただの偶然じゃないの?」。太郎は悔しそうにうな垂れましたが、心の中では神様の力を信じていました。

数日後、太郎はまたある試験前に焦っていました。前日、全然勉強をしておらず、どうにかして試験に合格しなければならなかったのです。彼は再び神様に祈りました。「お願いです、勉強を手伝ってください!」ところが、その晩、夢の中に現れたのは、なんとあの犬でした。「お願いはしたけど、勉強は自分でしなきゃダメだよ!」と犬は優しく言いました。太郎はびっくりして目が覚め、勉強を始めることに。そして、試験当日、心の中で神様と犬に感謝しながら、なんとか合格することができました。

こうして、太郎は「苦しい時の神頼み」がただの偶然ではなく、自分自身の努力が大切だと気づくのでした。神様だけでなく、自分の力を信じることが、本当の助けになるのだと感じたのでした。


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