首里人や揃い揃い、那覇人や汝走い走い、久米村人やくん転ばせ
しゅいんちょーしゅりーじゅりー、なーふぁんちょーなーはいばい、くにんだんちょーくんくるばーしぇー

意味

2024/10/5(土)

協調主義の首里人、個人主義の那覇人、競争主義の久米村人という、それぞれの気質をあらわした言葉。

あらすじ

風刺小説「三つの村の運命」

昔々、沖縄のある小さな島に首里村、那覇村、そして久米村の三つの村があった。これらの村にはそれぞれ独特の特徴があり、島の人々はその性質を理解していた。首里村の人々は協調性があり、常に団結を大事にしていた。一方、那覇村の人々は自分勝手で、自由を求めて奔走する傾向があった。最後に久米村の人々は、競争心が強く、常に勝つことを第一に考えていた。

ある日、村々の長老たちは「村一番の作物を育てた者が、野外フェスティバルの主役となれる」というルールを決めた。これを聞いた首里村の人たちは、他の村の人々と協力して最高の作物を育てることに決めた。皆で協力することで、巨大なタンスイモを育て上げ、見る者すべてを感嘆させた。

一方、那覇村はまったく異なるアプローチを取った。村からは個々の者が自由気ままに栽培を行い、競争ではなく自分の好きな作物を自由に育てた。しかし、出来上がった作物はばらばらで、一貫性を欠いていた。その結果、フェスティバル当日、彼らは他の村に対抗するために、ただ派手さだけを求め、素晴らしい料理を並べることに注力した。

そして、久米村。彼らは「競争」が全てだと考え、一番早く大きな作物を育てることだけを目指した。早さを重視するあまり、肥料を奪い合ったり、他の村の作物を妨げる行為に出てしまった。その結果、成長した作物は不自然にひょろひょろしており、見栄えは良かったものの、味は最低だった。

フェスティバルの日、結果が発表されると、首里村のチームが見事なタンスイモで見事に優勝した。那覇村は、その自由なスタイルが逆に評価され、特別賞を受け取った。しかし、久米村は誰にも気にも留められず、最下位となった。この過程で村の人々は、協力することの大切さ、自由の楽しさ、競争の危うさについて、それぞれに考え直す機会を得たのであった。


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