朱に交われば赤くなる
しゅにまじわればあかくなる

意味

2024/10/5(土)

『太子少傳箴』

あらすじ

朱に交われば赤くなる

昔々、ある小さな村に「青」という名の亀が住んでいました。青はいつも自分の色が特別だと思っていて、他の亀たちが色々な色に染まっているのを見ては、彼らを見下していました。彼は「私は青い亀、誰よりも目立っている!」と自慢しながら、ひとりぼっちで過ごしていました。

ある日、青が池の近くで遊んでいると、突然一群の赤い亀たちがやって来ました。赤い亀たちは楽しそうに歌い踊りながら、青にも仲間に入るよう誘いました。「一緒に遊ぼうよ!楽しいよ!」と元気な声で言うのですが、青は「私は青。赤になんてなりたくない!」と拒否しました。

しかし、彼の心の中では、赤い亀たちの楽しそうな姿が気になります。青はついにその誘いに心を動かされ、少しだけ仲間に加わってみることにしました。赤い亀たちと一緒に遊んでいるうちに、青はその楽しさに夢中になり、知らぬ間に池の水を一杯かぶってしまいました。すると、その瞬間、彼の甲羅は鮮やかな赤色に染まってしまったのです。

青は驚きましたが、すぐにその赤い色を楽しむことにしました。「あれ、意外と赤もいいじゃないか」と新たな自分を受け入れました。こうして青は赤い亀たちと一緒に楽しい日々を送り、みんなと友達になりました。そして、彼は初めて「朱に交われば赤くなる」ということわざの意味を実感するのでした。加わる仲間によって、自分自身の色が変わることがあるのだと理解した青は、もはや孤独を感じることなく、幸せな日々を過ごしました。


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