夫婦喧嘩は犬も食わぬ
ふうふげんかはいぬもくわぬ

意味

2024/10/5(土)

何でも首を突っ込んで食う犬でさえ、夫婦喧嘩には見向きもしないの意から、夫婦喧嘩はつまらぬことが原因で起こり、すぐに仲よくなるものだから、他人が心配したり仲裁に入ったりするべきではないというたとえ。

あらすじ

夫婦喧嘩は犬も食わぬ

ある静かな村に、仲の良い夫婦が住んでいました。彼らの名前は太郎と花子。二人はいつも笑い合い、村人たちの憧れの的でした。しかし、ある日、ほんの小さなことで喧嘩を始めてしまいました。その原因は、夕食に出す料理のことで、太郎が「今日はカレーにしよう」と提案し、花子が「いや、今日は煮物がいい」という意見の食い違いから始まりました。

喧嘩はどんどんエスカレートし、言い争いの声が村中に響き渡りました。村人たちは、「あれは一体どうしたんだろう?」と首をかしげながら心配しました。そして、彼らの愛犬、ポチがその様子を見ていました。ポチは、いつもは食べ物には目がない犬ですが、夫婦の争いにはまったく興味を示さず、ただ足元で寝転んでいました。

そんな中、村の知恵者であるおばあさんが現れ、二人に言いました。「夫婦喧嘩は犬も食わぬ、なんて言うじゃないか!」おばあさんの言葉に太郎と花子はハッとしました。互いの顔を見合わせ、思わず笑ってしまいました。ポチもその瞬間に起き上がり、しっぽを振りながら二人のまわりをぐるぐる回り始めました。

結局、太郎は「今日はカレーを作るから、明日は煮物にしよう」と提案し、花子も納得しました。そして二人は仲直りし、ポチも嬉しそうに二人の間を行ったり来たり。村は再び明るい笑い声に包まれ、喧嘩の原因は何だったのか、もう誰も思い出すことはありませんでした。夫婦の絆はより深まり、そしてポチは「僕も仲間に入れて!」と心の中で呟いていたことでしょう。


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