病は口より入り禍は口より出ず
やまいはくちよりいりわざわいはくちよりいず

意味

2024/10/5(土)

病気は口から取る飲食物が原因で生じ、災いは口から出る言葉によって引き起こされるということ。口の出入りには慎みが大事だという戒め。

あらすじ

おしゃべり王国の教訓

昔々、どこか遠い町に「おしゃべり王国」という国がありました。この国の住人たちは、どこに行ってもおしゃべりが大好き。毎日市場では、賑やかにおしゃべりが交わされ、道を歩くと様々な噂や愉快な話題が耳に飛び込んできます。しかし、そのおしゃべりは時にトラブルを引き起こすこともありました。

ある日、おしゃべり好きの商人、トマスが市で新しい果物を売り始めました。その果物は珍しく、見た目が美しく、おいしそうでした。町中の人々はその果物について話し始め、誰もが食べたくなりました。しかし、誰もがその果物を食べる前に、トマスが「これは特別な果物で、食べすぎるとおなかを壊すかもしれませんよ!」と注意したことをすっかり忘れてしまいました。

町の住人たちは、果物を競って食べ、事もあろうにおなかが痛くなってしまいました。その後、皆はトマスのところに抗議に行き、「お前の果物が原因だ!」と口々に責め立てます。しかし、トマスは微笑みながら、「病は口より入り、禍は口より出ず、と言いますが、私が言ったことをちゃんと聞いていなかったのはあなたたちです」と答えました。

この出来事をきっかけに、国の人々はおしゃべりの大切さと、注意深く聞くことの重要性を学びました。以来、彼らはおしゃべりを楽しみつつも、相手の言葉に耳を傾け、慎みを持つようになったのです。そしておしゃべり王国は、笑いと学びの絶えない国へと変わっていきました。


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