あらすじ
幸運な小鳥と悪癖を持つ少年
昔々、ある村に元気な少年、太郎が住んでいました。彼はどんなことにも直ぐに夢中になり、すぐに飽きてしまう癖を持っていました。最初は生き生きとしたウサギを飼い始めたかと思えば、数日後にはそのウサギに見向きもしなくなったり、次は自転車に夢中になったり。村人たちは彼のことを「飽きっぽい少年」と呼んでいました。
ある日、太郎は森の中で不思議な小鳥に出会いました。その小鳥は、美しい歌声で、「夢中になるのもいいが、最後まで続けることが大切だよ」と語りかけてきました。太郎は小鳥の言葉に耳を傾け、「そんなことはない」と思いつつも、小鳥がどうしてそんなことを言うのか興味を持ちました。その小鳥は、どこにでもいる普通の小鳥ではなく、実は願いをかなえてくれる魔法の小鳥でした。
太郎はその小鳥にお願いをしました。「僕の飽きっぽい癖を治してください!」小鳥は優しく笑い、「癖を治すのは難しい。でも少しずつ努力すれば、きっと変わるよ」と言いました。そして、その日の夕方、太郎は新しい趣味として絵を描くことを始めました。最初は面白いと思っていたのですが、やがて色々な絵を描くたびに、飽きてしまいました。
しかし、小鳥の言葉が心に残り、何度も挑戦を繰り返しました。最終的には、自分の描いた絵が村の人々に喜ばれることに気づき、その喜びを感じることで、少しずつ癖が治り始めたのです。結局、太郎は病気のような癖を持っていても、努力次第で新しい自分を見つけられることを学びました。そして、彼は小鳥と共に、これからも色んなことに挑戦する決心をしました。病は治るが癖は治らぬといいますが、太郎はその言葉を超えて、自らの人生を変えることができたのです。

