二階から目薬
にかいからめぐすり

意味

2024/10/5(土)

回りくどく、効果がないこと。

あらすじ

二階から目薬

ある町のはずれに、ひどく目が悪い男、佐藤が住んでいた。彼は視力を回復するために、あらゆる方法を試したが、どれも効果がなかった。特に最近では、二階の窓から目薬を垂らすという奇妙な療法に挑戦していた。しかし、結果はもちろん、見事な失敗に終わった。

ある日、佐藤は新しい目薬を手に入れた。それは宣伝で「どんな視力も回復させる魔法の目薬」と謳われていた。期待に胸を膨らませた彼は、早速二階の窓から目薬を垂らす準備を始めた。しかし、その前に気になったのは、彼の猫、タマの存在だ。「タマが下で待っているから、こぼれるかもしれない」と思ったが、結局考えるのはやめてそのまま実行することにした。

目薬を一滴、そしてもう一滴と垂らしていく佐藤。すると、その瞬間、タマが目の前の通りを横切ったのだ。目薬は驚くほどの精度でタマの頭に直撃し、彼はまるでジョージアのスモークサーモンの如く、丸くなって地面に倒れた。佐藤は愕然とした。「これが魔法の目薬の効果なのか?タマは無事なのか?」不安にかられたが、目の前の光景に思わず笑ってしまった。

結局、タマは目薬のおかげで全く目が見えず、佐藤はますます悪化した視力をかばうため、近所の人たちに手を引かれる羽目になった。彼の目は治らず、タマも見えないまま、二人は周囲から笑い者にされてしまった。「まさに、二階から目薬だな」と佐藤は思い、ブラックユーモアを感じつつも、次の療法を模索することにした。


関連


寓話

物語

関連

© 2025 新解釈物語 | All Rights Reserved.