宿取らば一に方角、二に雪隠、三に戸締まり、四には火の元
やどとらばいちにほうがく、ににせっちん、さんにとじまり、しにはひのもと

意味

2024/10/5(土)

旅先の宿での注意事項を順序立てたことば。

あらすじ

旅の教訓

昔々、小さな町に住む若者、タケルは大冒険を夢見て旅に出ることを決心しました。荷物を詰め込み、最初の目的地である山の麓に向かいます。タケルは父から教わった「宿取らば一に方角、二に雪隠、三に戸締まり、四には火の元」を心に留めながら旅を続けました。

道中、道を間違えてしまったタケルは、何とか宿に辿り着くと、まずは宿の方角を確認しました。宿の主人が親切に「この方角は危ないぞ」と教えてくれたことで、タケルは無事に安全な場所に宿を取ることができました。ホッとした彼は、家の外の雪隠(トイレ)の位置を確認。しかし、宿の雪隠は思いのほか遠く、暗い道を通らなければならなかったため、ちょっとした恐怖を感じるタケルでした。

夜も更け、タケルは寝る前に戸締まりをすることにしました。ふと、部屋の窓が開いているのに気づき慌てて閉めます。その時、別の部屋から聞こえる微かな声に耳を傾けました。「ああ、こんなに寒い夜に、鍵をし忘れた!」と、大きな声で独り言を言う宿の住人。タケルは、教訓を思い出し、思わず笑ってしまいました。

最終的に、タケルは火の元を確認するために自室のランプを点けます。旅の疲れも忘れ、安心した彼は眠りにつくのでした。次の日、彼は旅の教訓を胸に、さらに多くの冒険が待つ山へと足を進めるのでした。この旅は、その後の彼の人生にとって、忘れられない思い出となったのです。


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