群盲象を評す
ぐんもうぞうをひょうす

意味

2024/10/5(土)

1.視野の狭い者が多く集まり、銘々の観点から理解したことを述べ、結果として物事の本質が見失われている状態の喩え。
2.視野の狭い者は、いくら集まったところで、本質を理解することは難しいと言うこと。また、小人物はスケールの大きな人を理解することができないと言うこと。

あらすじ

象のサーカス

ある小さな町に、サーカスがやってきました。サーカスの目玉は「象のフリーダンス」。町の人々は、自分たちの目でそのパフォーマンスを見ようと、期待に胸を膨らませて集まりました。しかし、町には目の不自由な人たちが多く、彼らは象を見たことがありませんでした。

サーカスの準備が整うと、まずは目の不自由な人たちが象を触ることになりました。彼らは象の耳を触ったり、鼻を感じたりしながら、その大きな動物について自分たちなりに判断を下しました。「こいつは大きな耳を持っているから空を飛べそうだ」と言う人もいれば、「滑らかな肌をしているから、おしゃれな衣装を着せたら美しいだろう」と言う者もいました。

その後、実際のパフォーマンスが始まりました。象が優雅に踊り、華やかな衣装を纏ってさらに魅了する姿を見た観客たちは驚きました。目の不自由な人たちもその場で話し合いながら、改めて象についての見解を広げていきました。「実は、こいつは空を飛ぶなんてできないけど、踊りがとても上手で、しかもおしゃれだ!」と、少しずつ彼らの理解が深まっていきました。

結局、彼らは「象についての意見は様々だけれど、全員が違った視点を持っていることこそが、象の新たな魅力」を発見しました。サーカスが終わる頃、町の人たちは一つにまとまり、象の見方が広がったことを喜んでいました。この日、目の不自由な彼らもまた、象の真価を理解することができたのでした。こうして、互いの異なる視点を尊重することの重要性を学んだ町の人々は、愉快な時を過ごしました。


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