あらすじ
大騒動!失くした宝物
ある村に、元気いっぱいの少年タロウが住んでいました。タロウは、おばあさんからもらった大切なお宝の「金のりんご」を持っていました。ある日、タロウは遊びに夢中になり、大事なりんごを置き忘れてしまったことに気づきました。「ああ、どうしよう!」と彼は心配になり、村中を探し回ることにしました。
最初にタロウが尋ねたのは、不愛想な猫のニャーコ。タロウは「ニャーコ、金のりんごを見なかった?」と聞きました。ニャーコは、目を細めて「知らないニャ」と答えました。タロウは少し疑いを持ちましたが、次の尋ね先に進むことにしました。いったい彼はどれだけの場所を探さなければならないのでしょうか。
続いて、タロウは村の広場にいるおばあさんたちに聞きました。「もしかして、金のりんごを見なかったですか?」おばあさんたちは笑顔で「ニーッ!大きな金のりんごなら、あそこのシンボルの木の下にあるよ!」と教えてくれました。タロウは胸を躍らせてその場所に向かいましたが、木の下には何もありません。
最後に、タロウは再びニャーコのところに戻り、「本当に知らないの?君が隠したんじゃない?」と少し強めに聞くと、ニャーコが目を大きく開きました。「そんなことするニャ!でも、君が言うなら一緒に探してあげるニャ!」二人は手を取り合い、村中をくまなく探すことにしました。結局、金のりんごはタロウが遊んだ家の中に転がっているのを発見しました。
この事件を通じて、タロウは物を大切にすることと、むやみに人を疑わない大切さを学びました。村の仲間たちも、タロウの行動を通じて「七度尋ねて人を疑え」ということわざの意味を思い出し、笑いながらお互いを信じ合う大切さを教え合うことになりました。そして村は、より一層仲良しのコミュニティになったのです。

