雪仏の水遊び
ゆきぼとけのみずあそび

意味

2024/10/5(土)

自分から災いを招いて身を滅ぼすこと。

あらすじ

雪仏の水遊び

昔々、一つの小さな村に「雪仏」と呼ばれる大きな雪で作られた仏像がありました。この雪仏は、村人たちが冬の間に祈りを捧げる場所として知られていましたが、実は不思議な力を持っていました。雪仏の周りには、冬の水遊びが楽しいことで有名な池があり、村の子どもたちは毎年冬になるとその池で雪遊びを楽しんでいました。

ある冬のこと、村の若者たちが「雪仏の水遊び大会」を開くことに決めました。みんなで手を取り合い、競技のために雪と水を使った面白い遊びを考案しました。「雪のボール投げ」や「雪だるま競争」など様々なイベントが考えられ、村は賑わいました。すると、好奇心旺盛な村のウサギたちも参加しようと、こっそりと大会を見守ることにしました。

大会の日、寒さに負けず、村人たちは大はしゃぎしました。特に一人の若者が、自分の作った巨大な雪だるまを池に向かって投げ込むと、その反動で水しぶきが上がり、周りの人々は笑い声を上げてしまいました。しかし、気をつけないといけないのが、雪仏の神聖な力。若者が盛り上がってしまい、気づかず雪仏の周りを飛び跳ねると、突然大きな雲が立ち上り、吹雪が始まってしまったのです。

村人たちは驚いて、雪仏が怒っているのではないかと心配しました。しかし、実はそれは雪仏が楽しんでいる証拠だったのです。雪仏は、村人たちのユーモアと楽しみを感じ、少しだけ冗談を交えた吹雪になったのです。結局、「雪仏の水遊び大会」は大成功を収め、村人たちはその日以来、雪仏を大切にしつつ、楽しい冬の遊びを続けることにしました。災いを招くどころか、村をさらに幸せにするきっかけとなったのです。


関連


寓話

物語

関連

© 2025 新解釈物語 | All Rights Reserved.