見ざる聞かざる言わざる
みざるきかざるいわざる

意味

2024/10/5(土)

余計なことは見ない、聞かない、言わないほうがよいということ。

あらすじ

不思議な村の三匹の猿

昔々、山奥にひっそりと佇む小さな村がありました。この村には、「見ざる聞かざる言わざる」と呼ばれる三匹の猿が住んでいました。彼らは村人たちの不安を和らげるため、事なかれ主義の象徴として、ずっとこの教えを守ってきました。村人たちは彼らを尊敬し、争いごとのない平和な生活を送っていました。

ある日、外から来た旅人が村を訪れました。彼は村人たちに、自らの冒険や世界の美しさを語り始めました。村人も旅人に興味を持ち、その話に耳を傾けましたが、三匹の猿は「見ざる聞かざる言わざる」の教えを守り、旅人たちの話に耳を傾けず、目をそらしました。猿たちは村の平和が乱れることを恐れていたのです。

しかし、旅人が語った言葉の中には、村の外にある危険や新しい発見の話が多く含まれていました。村人たちはその話を聞くことで、外の世界への興味が芽生え、勇気を持って村を離れようと決意しました。三匹の猿は、村人たちが新しい道を歩み出すのを見て、少し不安を感じると同時に、自分たちの役割を問い直すことになりました。

そして、猿たちはとうとう「見ざる聞かざる言わざる」の教えを超えることに決めました。村人たちが新しい世界で出会うことや経験することを見守り、共に成長することを選んだのです。三匹の猿は、決して悪い意図を持ってはいなかったことを理解し、村人たちと共に新しい冒険に踏み出すこととなったのです。この小さな村は、「見ざる聞かざる言わざる」の教えを大切にしながらも、世界の広さを学ぶことで、より一層豊かな暮らしを実現したのでした。


関連


寓話

物語

関連

© 2025 新解釈物語 | All Rights Reserved.