猫と庄屋に取らぬはない
ねことしょうやにとらぬはない

意味

2024/10/5(土)

賄賂を受け取る役人を罵っていう言葉。

あらすじ

猫と庄屋の不思議な取引

ある村に、庄屋の彦左衛門という男が住んでいました。彼はいつも村人たちに厳しく、何かと理由をつけては税金を取り立てていました。そのため、村人たちは彼を恐れ、密かに「猫と庄屋に取らぬはない」と囁き合うことが多かったのです。

ある日、彦左衛門は自宅の庭で大きな黒猫を見つけました。この猫は毛がつやつやしており、まるでどこかの家の飼い猫のようでした。猫を大事に思う彦左衛門は、村人たちに「この猫が悪さをしたら、税金を免除する」と嘘の約束をしました。その瞬間、猫は彦左衛門の足元に寄り添い、まるで彼に仕えることを決めたかのようでした。

日が経つにつれ、村人たちはこの猫が彦左衛門の目を欺く存在になっていることに気づきます。猫は時折、彦左衛門の後ろに忍び寄り、彼の食事を狙ったり、夜には村の食料を盗んだりしました。しかし、彦左衛門はその猫をとても可愛がっていたため、村にどれほどの被害が出ても全く気づかぬふりをしていました。

最終的に、村人たちはこの猫を利用して反抗を決意します。「彦左衛門が猫を可愛がる限り、我々の税金は軽減される!」と彼らは考え、毎晩猫を村の食堂に招待することにしました。こうして、猫はますます贅沢になり、彦左衛門の目を引くことができなくなりました。そして、彼はついにその猫を手放すことを決意するのでした。こうして、猫と庄屋の物語は村人たちの笑い話として語り継がれることになりました。


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