杵で当たり杓子で当たる
きねであたりしゃくしであたる

意味

2024/10/5(土)

さんざんに当たり散らすこと。

あらすじ

杵と杓子の村

昔々、ある小さな村に、杵(きね)と杓子(しゃくし)という不思議な道具たちが住んでいました。この村の住人たちは、みんなが仲良く生活していましたが、杵と杓子はいつもお互いに意見をぶつけ合っていました。杵は力強く、物を押し進めることが得意でしたが、杓子は器用に様々なものを掬い上げるのが特技でした。

ある日、村に大きな嵐が訪れました。風が吹き荒れ、雨が村を襲ったとき、住人たちはどうしたら良いのかわからずパニックに陥りました。その時、杵は「力で嵐を押し返せ!」と言い、杓子は「冷静に水を掬い取って村を守るべきだ!」と主張しました。しかし、お互いの意見がぶつかり、村の住人たちもどちらが正しいのか判断がつかなくなりました。

結局、杵も杓子もお互いの意見を尊重せず、独自に行動することにしました。杵は強風に立ち向かい、必死に風を押し返そうとしましたが、嵐に全く歯が立ちませんでした。一方、杓子は水を掬い取ることだけに集中し、村の中に溢れる水を素早く排出しましたが、やはり嵐の力には敵わず、住人たちは不安を抱え続けました。

やがて、村人たちが二人を見守る中、杵と杓子はお互いにぶつかり合い、ついに「力と知恵を合わせないと共存できない」と気づきました。そして、協力して嵐に立ち向かう決意を固めたのです。杵は力強く土を押し固めて水の流れを止め、杓子は水を素早く掬い取って村の安全を確保しました。二人の力が結びつくことで、村は無事に嵐を乗り越えることができました。この出来事がきっかけで、村人たちは「杵と杓子は共にいることで初めて真の力を発揮する」と考え、互いに協力し合うことの大切さを学んだのでした。


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