猿の尻笑い
さるのしりわらい

意味

2024/10/5(土)

自分の欠点を棚にあげ、他人の欠点をばかにして笑うこと。

あらすじ

ある村の猿たち

ある山奥の小さな村に、猿たちが暮らしていました。この村の猿たちは、自分たちの欠点や醜さをまったく気にせず、他の動物たちのことを笑いものにすることが大好きでした。猿たちのリーダー、サルワーは特にその傾向が強く、いつも仲間たちを引き連れて他の動物をからかっていました。

しかし、ある日、村の果樹園に住むタヌキが果物を盗む事件が続きました。猿たちはそのことで盛り上がり、タヌキのことを「ずる賢い泥棒」と呼んで笑い転げました。「お前らに言われたくないわ!」とタヌキは思いましたが、猿たちの嘲笑は止まりません。サルワーは、「お前の尻は世界一醜い」と大声で言い放ち、村中の猿たちが一斉に笑い始めました。

ところが、数日後、猿たちの身に異変が起こりました。彼らの尻がかぶれ始め、そのうち真っ赤に腫れ上がってしまったのです。タヌキはそれを見て、心の中で「お前が人を笑うからだ」と感じながらも、面白くて笑いを堪えきれませんでした。猿たちは、果物を取るために果樹園に行くことができず、村の中であちこちの木の実を食べる羽目になったのです。

結局、猿たちは自分たちの尻を笑うことができず、その醜さを恥じることになりました。そして、最終的にはタヌキに謝罪し、仲間になって果物を分け合うことが決まりました。この出来事から、猿たちは他人を笑うことの危険さを学び、少しだけ賢くなったのです。しかし、その猿たちの尻は、依然として彼らにとっての笑いの種であり続けました。


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