提灯持ちは先に立て
ちょうちんもちはさきにたて

意味

2024/10/5(土)

指導的立場にある者は率先して行動をしなければいけないということ。

あらすじ

提灯持ちのマツリ

昔、賑やかな村に「マツリ」という名の若者が住んでいました。彼は村で唯一、毎年開かれるお祭りの提灯作りを任されていました。マツリはこの役割を誇りに思っていましたが、村の人々は彼が提灯を作るばかりで、自らお祭りの準備を手伝おうとしないことに少なからず不満を抱いていました。

ある年、村のお祭りの日が近づくにつれて、村人の不満は募り、ついに集会が開かれました。「マツリは提灯を持っているが、全然先に立たない」と村人たちは口々に言いました。この言葉に心を痛めたマツリは、決心しました。自分が率先して行動し、村の人々を引っ張る必要があると。

マツリは翌朝から村中を駆け回り、自らお祭りの準備を始めました。竹を切り、飾りつけをし、食べ物を用意する姿を見た村人たちは次第にその情熱に心を動かされ、彼の後について手伝い始めました。そして、いつの間にか村全体が一つになり、協力してお祭りを作り上げていったのです。

お祭りの日、空に舞い上がる提灯と賑やかな笑い声。みんなで力を合わせた結果、前以上に素晴らしいお祭りが完成しました。マツリは自分の役割を果たしつつ、多くの人々と一緒に協力することの大切さを学びました。村人たちは彼の行動を見て「提灯持ちは先に立て」と心に刻み、みんなで楽しむ時間を持つことができたのでした。


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