虎の威を借る狐
とらのいをかるきつね

意味

2024/10/8(火)

自分には実力がないのに、他人の権威をかさに着て威張りちらすこと。
トラに食べられそうになったキツネが、「自分は天帝の使いだから、食べると天帝に背くことになる。その証拠に自分の後ろを歩いてみるがいい」と言ってトラを従えて歩いたところ、獣たちはトラを恐れて逃げたという寓話にもとずく。

虎の威を借る狐の画像

あらすじ

虎の威を借る狐の愉快な冒険

ある日、森の奥深くに住むキツネの「キツケン」は、いつもお腹を空かせていた。キツケンは食べ物を探し回るも、なかなかうまくいかず、とうとう捕まってしまった。彼を狙うのは、強大な力量を持つトラの「グル」。キツケンは、あまりの恐ろしさに自分の運命を悲観してしまった。

しかし、キツケンはふと思いついた。「このままでは食べられてしまう。何とかして逃げる方法を考えなくては!」彼は、強い者の威をかりることにした。そこで、キツケンはトラに向かって、大声で言った。「驚け、トラさんよ!私は天帝の使い。もし私を食べれば、天帝に大きな罰を受けることになるのだ!」と、思わず有名なことわざを口にした。

グルは一瞬戸惑ったが、キツケンが自信満々に言い放つ様子を見て、周囲の動物たちがキツケンのことを恐れて逃げていくのを見た。彼は、「こんな小さなキツネが天帝の使いだなんて、冗談もほどほどにしろ」と思いながらも、まんざらでもない気分になってしまった。すると、彼は、「よし、キツケン。お前と一緒に歩いてみよう」と言って、キツケンの後をついて歩き始めた。

こうして、キツケンはトラの威を借りて、森の動物たちを自分に従わせることに成功した。それから彼は食料を集める大行進を行い、仲間たちと共に大いに楽しむことができた。「虎の威を借りる狐」になったキツケンは、いつの間にか小さな英雄となり、森の中で人気者になったのだった。最終的には、キツケンは実力を磨き、真の英雄となることを心に誓ったのでした。


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