鬼門
きもん

意味

2024/10/5(土)

あらゆることに避けたほうがよいとされる北東の方角のこと。
苦手な人物や場所のこと。

あらすじ

鬼門の村

昔々、静かな山岳地方に「鬼門村」という名の村がありました。この村には、北東の方角にあたる場所に、誰もが避けたがる「鬼門の小川」がありました。小川の周りでは、何でもかんでも避けたがる村人たちが悪口を言い合い、まるでその小川が呪いをもたらすかのようでした。しかし、村の若者タケルはその無邪気な性格から、逆に小川の秘密を探りたいと考えました。

ある日、タケルは友人のミカと一緒に鬼門の小川へ向かいました。村人たちの噂では、小川の水に触れた者は三日間寝込むと言われていましたが、タケルはまったく気にせず, 「鬼門なんて怖くない!」と叫びながら小川に近づきました。ミカは内心不安でしたが、タケルの無邪気さに引っ張られて、勇気を出して小川の水を一口舐めてみました。

すると、どうでしょう!小川の水は甘く、まさにお菓子のような味でした。二人はびっくりし、少しずつ水を飲み始めると、不思議なことに体が軽くなりはじめました。「これこそ鬼門の魔法なのかも!」とタケルは笑顔で言いました。その瞬間、小川の周りに住む小さな妖精たちが現れ、二人に微笑みながら言いました。「この鬼門の小川は、ただの伝説ではありません。恐れてはいけないのです。心に純粋な気持ちを持てば、楽しいことに変わるのです!」

村に帰ったタケルとミカは、村人たちに小川の真実を伝えました。初めは信じられなかった村人たちも、タケルたちの勇気とその笑い声に引かれ、鬼門の小川を訪れるようになりました。そして、村全体は笑い声と友情であふれ、鬼門の小川は村の新たな名所となりました。こうして、「鬼門」はもはや恐れの象徴ではなく、幸せをもたらす場所に変わったのです。


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