手の舞い足の踏む所を知らず
てのまいあしのふむところをしらず

意味

2024/10/5(土)

うれしさに我慢できなくなって小躍りする様子。大喜びすること。

あらすじ

手の舞い足の踏む所を知らず

ある小さな村に、明るく元気な少年タケシがいました。彼は毎日、畑で家族を手伝ったり、友達と遊んだりしていました。タケシは特にお菓子が大好きでしたが、家が貧しくて甘い物は滅多に手に入らないのが悩みでした。

ある日、村の祭りが近づく中、タケシは友達から「祭りでは大きなみかんの山が出るらしい!」と聞きました。みかんの山には、甘いお菓子やおもちゃも隠されているとのこと。このニュースに心躍らせたタケシは、祭りの日を心待ちにしました。そして、その日が来たのです。

祭りの日、村は色とりどりの旗や提灯で飾られ、賑やかな音楽が響き渡っていました。タケシは、待ちに待ったみかんの山を見つけるや否や、もう我慢できずに小躍りしました。彼はを手を振り上げて、そこまでの道を全速力で駆け抜けました。「手の舞い足の踏む所を知らず」とはまさにこのことだと、タケシ自身が実感しました。

しかし、タケシの勢いそのままに、足元の石につまずき、派手に転んでしまったのです。周りの人たちは驚きましたが、その瞬間、タケシはふざけた顔をして立ち上がり、「これも祭りの一部だ!」と叫びました。村人たちは大笑いし、タケシの存在が祭りの主役となりました。結局、彼はみかんの山からいくつかのお菓子を見つけて、友達と一緒に楽しんでお祝いしたのでした。タケシの心の中には、みかんよりも大切な思い出ができたのです。


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