夷を以て夷を制す
いをもっていをせいす

意味

2024/10/5(土)

外国同士を敵対させ、一国の力で他国を劣さえることによって、自分の国は何もしないで利益と安全を図るという意味。

あらすじ

夷を以て夷を制す

昔々、山奥の小さな村に住むトモは、村を守るために賢い知恵を使うことで有名でした。村の周りには強大な敵国が二つあり、彼らはいつも争いを続けていました。トモは、この二つの国が互いに争うことで自分の村を守れると考えました。

ある日、トモは村の広場で大きな掲示板を立て、「英雄の試練」と題したイベントを開くことにしました。彼は、二つの国の若者たちを招待し、競技を行わせることにしました。その競技は非常に難しく、しかもほとんどの者が失敗するものでした。トモはこれを利用して、若者たちが自らの国の名誉のために互いに争うように仕向けました。

競技が始まると、二つの国の若者たちは必死に戦い、お互いを打ち負かそうとしました。その様子を見て、村人たちは楽しそうに笑い合い、トモも満足げに微笑みました。結局、競技は長引き、若者たちは疲れ果ててしまい、二つの国は自国の勝利を望みながらも、それを達成することができませんでした。こうして、村は無傷で元気に守られることとなりました。

トモの知恵は、村の平和を保つだけでなく、敵同士の争いを楽しむ良い機会にもなりました。村人たちはその後も、定期的に「英雄の試練」を開催し、二つの国の青年たちを楽しませることとなりました。トモの知恵は「夷を以て夷を制す」の教訓を示す素晴らしい例として、村の歴史に残ることとなったのです。


関連


寓話

物語

関連

© 2025 新解釈物語 | All Rights Reserved.