あらすじ
ある日、森の中でライオンとロバが出会いました。ライオンは誇り高く、森の王として君臨していましたが、ロバは自分を卑下し、常に他者に従う生き方をしていました。ライオンはロバに、自分の力を誇示し、彼を従えようとしましたが、ロバは怖がって何も言えませんでした。
ある時、ライオンは狩りをするためにロバを伴いました。ロバはライオンの強さと威厳に圧倒され、その意に従うしかありませんでした。狩りの最中に、ライオンが大きな獲物を仕留めると、自分の力を誇示する機会が訪れます。ライオンはその獲物を独り占めしようとしましたが、ロバは少しでも自分が貢献できるよう、果敢に意見を言おうとしました。
ロバは「私はあなたと一緒に来て、獲物を取る手伝いをしました。私にも少しは分けてほしい」と言おうとしましたが、ライオンは怒ってロバを追い返してしまいました。ライオンは結局、自分の力を誇示するために、ロバを利用することしか考えなかったのです。
この寓話から得られる教訓は、「力や地位にあぐらをかいて、無視することの愚かさ」です。強者が弱者を利用しようとすると、その結果として信頼を失い、最終的には孤立することになります。互いに協力し合い、感謝する心を持つことが重要であると言えるでしょう。


















