トンビとヘビ
とんびとへび

2024/10/8(火)

あらすじ

ある日、トンビが空を飛んでいると、地面にいるヘビが目に入りました。トンビは好奇心にかられ、ヘビの近くに降りて行きました。ヘビは、太陽の光を浴びながら、悠然と地面に横たわっていました。トンビは空高く舞い上がることができるが、ヘビはその身の動きが制限された地面にしかいられません。

トンビはヘビに、「お前はいつもここにいるのか?空を飛ぶことはできないのか?」と嘲笑しました。ヘビは平静を保ちながら、トンビに言った。「私は地面で生きる生き物だ。あなたのように空を飛ぶことはできないが、私には私の生き方があるのだ。」するとトンビは、さらに高く飛び上がりながら、「空を飛べないお前は、何も知らない」と嘲りました。

トンビは優越感に浸りながら飛び回っていましたが、空の高みから地面を見下ろしていると、急に強風が吹き荒れてきました。トンビは風に翻弄され、無残にも地面に叩きつけられてしまいました。ヘビはその様子をじっと見守っていましたが、トンビがその場に倒れたとき、彼はすかさずトンビのもとへ寄り、「今はお前が私の立場にいる。高みを誇ることが、必ずしも安全であるとは限らない」と告げました。

教訓

この寓話から得られる教訓は、「自分の強さや優越性に満ち足りてしまうと、時に不意の事態に見舞われることがある」ということです。自己過信は思わぬ失敗を招くことがあり、自分が属する環境を受け入れ、他者を尊重することが大切であるというメッセージが込められています。そのため、自分自身の立場や環境を大切にし、他者を軽視せずに理解することが重要です。


: 19


寓話

物語

関連

© 2025 新解釈物語 | All Rights Reserved.